家に居てもしんどいだけだと思い、昼過ぎにシャワーを浴びて午後2時40分に家を出た。とりあえず2時間ぐらいは外にいようと思って、ブックオフを目指した。斉藤一人の本でも買おうと思った。それを読んで公園で暇でも潰そう。

自転車で10分ちょっとのブックオフに着いた。ブックオフの自販機で俺が好きなキリンのアイス缶コーヒーが売り出されていたので嬉しくなった。あとで買おう。

ブックオフの活字コーナーに行った。以前に来たときに斉藤一人の本が置いてあるポイントは覚えていたので、すぐに見つけることができた。

あ、これ買うという本が見つかった。もう1箇所の棚に行くと、そこには目ぼしい本は無かったが、夢をかなえるゾウという本が見つかった。何か昔流行っていた気がするなとぱらぱらめくる。読みやすそうなので買ってみることにした。そして、ついでにホリエモンの成金という小説を買った。これはしんどくて今すぐには読めないかもしれない。

会計を済まし、ブックオフを出た。向こうから白髪の女性が車椅子を押していたが、道路の傾斜に抗えず、車椅子が車道のほうにふらふら流れた。僕は自転車を降りて、「大丈夫ですか」と声をかけて車椅子の男性を安全な場所へ移動させた。大人の男でも傾斜に抗うのは力が要るので、女性ならこうなるのも仕方が無いと思った。

そこへ年の頃は60歳以上だと思うが、男性も自転車を降りて白髪の女性に手を貸してくれた。女性は腰を抜かしたようだが、僕らが手を貸すと何とか立つことができた。「少し休んだ方がいいんじゃないですか?」と言ったのだが、「大丈夫です。ありがとう」と言ってまた車椅子を押して去っていった。

一緒に助けた男性も「兄ちゃん、ありがとうな」と当事者でもないのに僕に礼を言った。何であなたが?と思いつつ何と言っていいかわからなかったので、とりあえず「いえいえ、失礼します」と言ってまた自転車を走らせた。

僕はもの凄い気持ちがよくなった。今どん底にいる僕でも誰かに手を貸すことが出来たことが嬉しかったのかもしれない。また、自身も若くないのに手を貸し、僕になぜか礼を言ってくれた男性との少しの触れ合いが嬉しかったのかもしれない。

僕にも何か出来る。そんな気がした。

その後、自転車で家の近くの公園に行った。そこで僕は煙草を2本吸って、夢をかなえるゾウの1日目までのところを読んだ。ふと、これから毎日この本に書いてあることを実践してみようと思った。

次に斉藤一人とみっちゃん先生が行くを読んだ。当たりだ。心が楽になっていく気がした。

今日は寒い。1時間ほど本を読んで、ローソンへ行きハイボールを350ml買った。煙草をもう1本吸って飲み干し帰宅した。

夢をかなえるゾウ実践記1靴を磨く

ティンバーランドの靴を磨いた。でも、水洗いしないとちゃんと洗えない。靴を1足しか持っていないので、新しい靴を買ったら水洗いしたいと思う。